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(´∀`)グヘヘラブコメシリーズ

 

 

第1弾

 

「黄身に届け」

 

スタート

俺は最近、夜も眠れないぐらい気になっていることがある。

それは隣に住んでる美穂ちゃんに彼氏が出来てしまったのではないかという事だ

先週ぐらいから、美穂が知らない男子と楽しそうに話してるところを見かけるようになった。

お母さん「たかし!!あんた何1人でブツブツ喋ってんのっ!早く朝ご飯食べちゃいなさい!」

たかし「え!?声出てた!?」

お母さん「当たり前じゃない。お母さんがゴミ捨てに行ってる時にアンタの叫び声が聞こえて恥ずかしかったんだから」

たかし「何かの聞き間違いじゃないか?俺叫んでないし・・・。」

お母さん「あらそうかしら?ならさっき聞こえた悲鳴はなんだったのかしらん…」

たかし「知らねえよ。」

 

俺は母さんとそんなどうでもいい会話をしながら朝飯を食った。

ピンポーン

 

家のインターホンが鳴った

お母さん「こんな朝から誰かしら。」

お母さんが玄関を開けるとそこにはたかしの友達のひろしが立っていた

ひろし「たけしに用事があってきました。たけし、いますか?」

たけしとはたかしのお父さんである

しっつん誕生日おめでとう!

トラ兄 ありがとう(´∀`)

 

 

-CM終了-

ちなみに、たけしは犬である

お母さん「え?あの人に用なの…?アナタ、アナター!!!」

たけし「なんだ?俺のドッグフードより重要なことか?」

ひろし「あっ、すいません間違えました。たかしに用があったんでした」

たかし「おいおい、名前間違えるとかお前本当に友達かよ。」

たけし「………」

たかし「で、用ってなんだよ」

ひろしは昨日の帰り道に美穂が知らない男と抱き合ってるところを目撃した事をたかしに話した

たかし「なんでわざわざそんなこと言いに来たんだよ」

ひろし「だって美穂ちゃんと抱き合ってたの俺だぜっ!!!」(自慢)

たかし「(なんだと!?だが、ここは冷静に)だからってわざわざ言いに来ることないだろう。それとも言いに来ないとやってられない理由でもあるのか?」

ひろしは美穂ちゃんと抱き合ってそのまま自宅まで連れ込んだ話を、たかしの家の玄関先で3時間にもわたって自慢したのだった。

ひろし「・・・・・・そして、振られたんだ。」

たかし「マジか!?お前なにしたんだよwwww」

実際、俺が美穂と一緒にいる奴を見たときはひろしじゃなかったからな・・・ひろしが振られたってことは、やっぱりそいつと付き合ってる可能性が高いな。

たかしは美穂が誰と付き合っているかの思想を巡らせながら学校に向かった

教室に着いたときは、既に3時間目開始のチャイムが鳴ったあとだった。

たかし「やべ、遅刻だ!!これも全てひろしのせいだっ!」

ちなみにひろしはというとそのまま家に帰ってしまった。そうとうショックだったんだろう。

ひろし「どーせ俺なんて…」

 

この直後ひろしはトラックにはねられてしまった

授業はいつもどおりなんとなく進んでいって、昼放課になった。

ヨシオ「たかし、お前なんで今日遅刻したんだよ?」

たかし「何か知らんけど、朝いきなり家にひろしが来て3時間ぐらい語りだして……まあ、そういうことだよ」

たかしは自分の鼻くそをヨシオの口に放り投げた

ヨシオはたかしの大嫌いなブロッコリーをたかしの口に放り投げた。

たかし&ヨシオ「オェェェェ!!!!」

たかしは「よくもやったな(笑)」といいながら

 

鼻くそのついた指をヨシオの髪で拭いた。

ヨシオ「や、やめろぉぉぉぉ!!!」

 

ヨシオの髪の毛からサイバイマンが現れた

サイバイマンは自爆をした。

ヨシオ「さ~て、トイレにでも行ってくるかな~」

たかし「俺も行くぜっ!!」

2人は仲良く女子トイレに突入していった

しかし、女子トイレの前にはひろしが血を流しながら立っていた。

たかし「ひ、ひろし!!!!お前どうしたんだよ!?」

ひろし「さっきトラックにはねられて・・・学校まで飛ばされて・・・女子トイレに忍び込もうとしたら・・・美穂が・・・グハッ」バタッ

たかし「ひ、ひろしーーー!!!!美穂がどうしたんだよ…!?」

ひろし「返事がないただの屍のようだ」

その頃ヨシオは女子にボコボコにされていた

ヨシオ「気持ちいいぜ!!もっとやってくれっ!!(許してくれ!!もうしないからっ!!)」

ゆか「テメェなにキモい事言ってんだよ!!!このヘン○イがぁ!!」

 

ドスドスドスっ!!(殴)

ヨシオ「心の声と本当の声が逆になってたぜっ!!ヘ○タイだって!?もしかして・・・おまえ・・・俺のこと好きなのか・・・?」

ゆか「バ、バカ!!!誰がお前みたいなモヒカン野郎を好きになるかよっ!!!」

ヨシオ「バカだって!?やっぱり・・・俺が罵られるのが好きだって知ってやってるんだろ・・・まったく、かわいい奴だぜ・・・」

そんな2人のやり取りを見ながらひろしは息を引き取った。

たかし「ひろし・・・あとでグラウンドに埋めてやるからな・・・」

キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン

 

その時4時間目の授業開始のチャイムが鳴った

たかし「結局女子トイレでは何があったのだろうか・・・美穂が関係しているのは分かったが・・・」

たかしは美穂の事を考えながらほふく前進で教室に戻った

しかし教室には誰もいなかった。

たかし「あれ?もしかして次の授業は理科室だったか?」

たかしは理科室へムーンウォークで向かった。

そして遅刻して先生に怒られた。

先生「遅刻するなんて言語道断だっ!!というわけであなたで人体実験をします。」クックック

パリーン!

 

たかしは捕まる前に窓を割って逃げ出した。

たかし「あんなヤツに実験材料にされてたまるか!!!いつか仕返しに来てやるっ!」

そう誓いながら、たかしは駐輪場に置かれていたデコチャリで学校から逃亡した。

しかし、先生はしつこく追ってきた。

先生「きぇーっへっへっ、待て待てー!!!」

先生は走りすぎたせいで持病の発作が起こり死んでしまった。

たかし「なんだコイツ?勝手に叫んで勝手にくたばりやがった。おかげで助かったがな」

たかしはとりあえず、仕返しとして先生の額に「肉」と書いておいた。

たかし「ふふふ、これで上手くいけばコイツは俺の手下として復活するハズだ」

特に何も起きなかった。

たかしはとりあえず家に帰宅した

たかし「あ、学校サボって来ちゃった。まあ、いっか(笑)」

たけし「またお前は学校サボったのか!!!じゃあ俺と一緒にTV見るか?」

そして、父さんと昼ドラ鑑賞をした。

‐翌日‐

 

たかし「ふぁ~あ、今日は遅刻しないで学校行けそうだな」

朝食は目玉焼きとトーストと野菜ジュースのようなものだった。

たけし「またこなありきたりな朝食かよ。たまには豪勢な朝食が食べたいぜ」

たかし母「ちょーショックだわ・・・」

たけし「あ~あ、こんな事ならアイツと結婚しておくべきだったかなぁ」

たかし母「あいつって誰よっ!!」

朝っぱらから夫婦ゲンカする両親を無視してたかしは自転車で登校した

このときはまだ、たかしの後ろからついてくる影に気付かなかった

たかし「おはよー!」

 

たかしは校長室のドアを勢いよく開けた

校長「あっ、たかしちゃんじゃないのー今日も会いに来てくれたの?」キラキラ

校長は目を輝かせながらたかしにキスした

そうなのである、たかしと校長はそういう関係だったのである。

たかし「おぇぇぇぇぇ!!!」

 

たかしは口から茶色いバブルスライムを召還した

バブルスライムの攻撃 校長に1のダメージ 校長は死んでしまった・・・

校長「ギョェェェェッ!!!!」

 

たかし「さ~て、校長も倒した事だし教室に行きますか」

???「よし、ばっちり撮れた」カシャ

謎の影に隠し撮りされた事にたかしはまだ気づいていなかった…

たかしは教室に入った、その時たかしの目に衝撃の光景が飛び込んできた!!

黒板に「たかしはバカ」と落書きしてあったのである!

たかし「誰だよ!!これ書いたの!!」とたかしはブチ切れた

教室を見渡すとヨシオしかいなかった

ヨシオは不敵な笑顔を浮かべた

ヨシオ「ぼ、僕は何も知らないよ!」

たかし「嘘つくんじゃねーよ!!なら、この手のチョークの粉は何なんだ!!」

ヨシオ「し、知らない!!!本当に何も知らないんだ。僕が教室に来た時にはすでに書かれてたんだよ!」

たかし「うるせー!!」たかしはとりあえずヨシオをボコボコにした

ヨシオ「グハァッ!!!」

 

ヨシオは口からメタルスライムを召還した

それに呼応して、たかしはバブルスライムを召還した

たかし「いけ、バブルスライム!!!」

 

2匹のスライムは壮絶な死闘の末粉々に砕け散った

たかし「やるじゃねーか!!」

ヨシオ「お前こそな!」

二人はお互いの手を取り合い、健闘を称えあった。

その時、授業開始のチャイムが鳴った

しかし、二人以外誰も教室にいない

たかし「これはどういう事だ!!!なぜみんな登校してこないんだ!?」

???「それは俺が説明してやろう」

たかし「誰だ!?」

 

たかしが振り返ると教頭先生が立っていた

教頭とは、糖尿病で、奥さんと子供に逃げられていて、ガンプラのパチモンかもしれないという、あの教頭である。

教頭「今日は休校日じゃぞ。登校してきてるのはお前達2人だけじゃ」

たかし&ヨシオ「「な、なんだってぇー」」

黄身に届け

 

 

第1部 完

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