スタート
たかしとヨシオは同棲を始めた。
たかし「まさか公園にダンボールで住む事になるとは思わなかったぜ」
ヨシオ「まぁ、幸せだしいいんじゃないか?」
たかし「そうだな~。さて学校に行くか」
たかしとヨシオは学校に向かった。
下駄箱にクラスメートのケンタが倒れていた
「ケンタかケンタッキーかどっちかが倒れてる…ケンタッキーなら助けるか」
たかしとヨシオはスルーして教室に向かった
階段を上ると、そこに…カーネル●ンダースおじさんがいた
たかし「なんでこんなもんが学校にあるんだ!?」
美香「それは・・・ドナ○ド教に対抗するためよ!」
たかし「うわぁ!!」
たかしの背後にはいつの間にか美香が立っていた
美香「それで、隣にいるのは何?」
美香は刀をヨシオに向けて言った。
ヨシオ「え?おれ??」
美香「そう。お前は誰だ!!何故、たかしの隣にいる!!」
ヨシオ「僕はたかし君の弟です。」
美香「そうなの・・・って違う。だって、たかしには兄弟はいない事は分かっているから。」 美香はヨシオとの距離を縮めた。
ヨシオは美香に頭突きをくらわせた!
その瞬間、ヨシオの頭蓋骨が砕けた!!
ヨシオ「グボウァァアアァァッ!!!!?」
たかし「ご主人様っ!!俺のヨシオに何をしたんだっ!!」
美香「バカな奴…私の体が鉄で出来ているのを知らずに突っ込んでくるなんて」
たかし「くそっ!!ヨシオ今すぐ病院に連れて行ってやるからな!!」たかしはヨシオを背負いあげた。
ガッシャーン!
そして2階の窓からガラスを割って飛び出した
そして、たかしは足の骨を折った。
たかし「うぁぁぁぁ、いてぇよぉーっ!!!!(泣)」
そこで、たかしは意識を失った・・・
ちなみにヨシオは息を引き取りました
???「たかし、大丈夫か?」
たかし「…ん……ここは…?」
教頭「気が付いたようじゃな・・・ここはワシらの家じゃ」
たかしは条件反射で教頭に右ストレートをくらわせた
教頭「グハッ!!せっかく背負ってここまで運んだのに・・・」
教頭は息を引き取った
たかし母「あんた何やってんの!!まさか・・・あんた・・・」
たかし「母さん、前みたいに父さんと3人で仲良く暮らそうよ!」
たかし母「無理よ!!父さんはもうお隣さんのトイプードルと結婚したの!!」
たけし「そういう事だ、たかし」
たかし「父さんどうしてここにっ!!父さん・・・なんで・・・トイプードルなんかとっ!!」
たけしはトイプードルとキスしながら言った
たけし「俺もオスだからな」
たかし「もういいっ!!」たかしは外にとびだした
お母さん「あっ、たかし!」
たかし母はたかしを追いかけた。
しかし落とし穴に落ちてしまった
たかし母「キャー 助けてー」
その頃たかしは曲がり角でゆかとぶつかっていた
ゆか「テメーどこ見て走ってんだ!!服が汚れちまったじゃねーか!!クリーニング代払いやがれっ!!ってお前はたかしじゃねーか・・・」
たかし「ひぃぃぃぃ、堪忍してぇ!!!!(泣)」
ゆか「あん?早く金だせやっ!!」
たかし「嫌ぁぁぁぁ!!!!!」
たかしはボコボコにされ裸で屋上から吊されてしまった
ゆかは下から眺めてニヤニヤしていた
ゆか「じゃあな、親切な人に助けてもらえよwww」
しかし、翌日から誰も来なかった・・・夏休みに入ったからであった
たかし「あっつぅ…このままじゃ干からびてくたばっちまうわぁ…」
そのとき、ゆかが様子を見に来た。
ゆか「まだ生きてるかー?仕方ないから下ろしに来てやったぜ」
ゆか「これだけの攻めに耐えられるなんて大した奴だな!!私の男にしてやってもいいぜ!!」とたかしを下ろしてから言った。
しかしたかしを吊していたロープを切ったため、たかしは校庭に落下してしまった
たかし「俺の人生終わったな・・・」
たかしはチューリップが植えてある花壇に頭から突き刺さった
学年主任「わしの育てたチューリップがっ!!」
たかし「イテテ、助かったのか俺は?」
たかしは体から魂が半分出た状態で言った。
学年主任「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!!お化けじゃぁぁぁぁ!!!!!」
たかし「え?おばけどこ?怖いよー」
スタッ!
屋上からゆかが飛び降りて来た
ゆか「きゃーおばけ怖いよーママー」とゆかは泣き出した。
ゆかと学年主任は全力で逃げ出した
たかし「おばけなんていないじゃないか…うわぁーなんじゃこりゃあー!!」たかしはやっと自分の状態に気づくた。
たかしは幽体離脱能力を手に入れた!
たかし「ふっふっふっこれでゆかにも勝てるっ!!
ケンタ「たかし、お前はたかしじゃないか!?」
たかし「お前は…あの時の行き倒れかっ!!」
彼はたかしのクラスメートのケンタ
謎の黒人である
ケンタ「お前オレの上履き知らない?」
たかし「お前の上履きなら焼却炉の中だぜ」
ケンタ「誰がそんなことを・・・」
ケンタは泣きながら焼却炉に向かって走り出した
たかし「つーか、上履きの前になんであいつ全裸なんだ?」
気になったたかしは幽体離脱の力を使ってケンタを追跡した
ケンタ「あー黒こげだよ・・・どうしよう・・・」
たかし「あいつ丸焦げになった上履き食べてるよ…」
ケンタは一週間何も食べていなかったので、焼けた匂いに反応して反射的に食べてしまったのである。
たかし「…もう良いや。とりあえず帰ろう」
たかし「あれ?身体に戻れない・・・」
たかしの体の周りには悪霊がウヨウヨしていた
たかし「いやぁああああああああああああ 誰か助けてぇえええええええええええええ」
???「カーッ!!!」
謎の掛け声と共に悪霊は消滅した
たかし「お、お前は・・・ケンタじゃないかっ!!まさか・・・お前・・エクソシストだったのか!!」
ケンタ「隠しててすまない、じつは俺は霊能者だったんだ」
ケンタは青い炎を撒き散らし、刀で悪霊を斬ったのであった。
ケンタ「ずおりゃぁぁぁぁ!!!!」
このときたかしはケンタが初めてかっこよく見えた。
たかし「ポッ///」
こうして、たかしはケンタのお陰で自分の身体を取り戻すことができた。
たかし「好きだ…ケンタ。俺と付き合ってくれ」
ケンタ「ごめん・・・俺、美穂と付き合ってるから・・・」
たかし「お、お前が美穂と付き合ってた男なのか…!?」
ケンタ「そうだよ。別に隠してたわけじゃないんだけど・・・」
たかしは気絶した
たかしは知らない天井で目を覚ました。
たかし「俺毎日のように気絶してるなぁ…」
たかしは自分の気絶癖のことを思いながら、これからどうするべきかを考えた。
たかし「とりあえず…ここどこ?」
ケンタ「気が付いた?大丈夫?」
たかし「ケンタ!?テメー!!」
たかしはケンタの胸ぐらを掴んだ
たかしは殴ろうとしたが殴れなかった。なぜなら、たかしは美穂に憧れていたがケンタに気持ちが移りかけていたからだ。
たかし「うぐぐ…俺は…俺はどうすれば…」
たかしは複雑な漢心に悩まされていた。
ケンタ「とりあえず家に帰れよ。お母さんが心配してるぞ」
たかし「うん。じゃあ帰るよ・・・」
たかしはとぼとぼ歩いて帰って行った。
自宅に帰ると家が全焼していた
燃えた家の前で母親があ然として立っていた。
そして父たけしは焼き芋を焼いていた
その焼き芋をトイプードルが食べていた。
たかし「父さん!!こんな時に何やってんのさ!?」
たけし「見ればわかるだろ?焼き芋を焼いてるのさ。お前も喰うか?」
たかし「わ~い」
たかしは美味しそうに焼き芋をほうばった
たかし「焼き芋ウメー・・・ってそうじゃなくて何があったんだよ!!」
たけし「じつは…俺が家で花火をやってたら…」
たかし「何言ってんだよ!!ここはもう父さんの家じゃないだろ!!なんでトイプードルの家でやらなかったんだよ!!」
たけし「俺の家はすでに燃えた後なのさ!!」
たかし「ふざけんなよ!!母さんも何か言ってやってよ!!」
たかしが振り返ると、たかし母は水と間違えてガソリンをかけていた
そして家周辺は爆発した。
たかし「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
黄身に届け 第3部
完