スタート
あの大爆発から一週間後…
たかしは目を覚ました。
たかし「…こ、ここは……病院か?」
たかしが目を覚ました場所は真っ白な部屋だった
壁にハゲと書かれていた
扉には赤字で呪ってやると書かれていた
たかし「こ、こぇぇぇぇ!!!!(泣)」
その瞬間たかしはハゲた
看護士「あら?目が覚めたみたい…ギャァァァァ!!!」
たかしの髪に驚いた瞬間、看護師もハゲた
医者「オホン、どうやら目が覚めた…ギャァァァァ!!!」
2人の髪に驚いた瞬間、医者もハゲた・・・とおもったが医者は元からハゲていた
医者「ちっ、バレたか!」
医者は心底悔しそうな表情を浮かべた
医者「ところてんたかし君、君はあの爆発から唯一生還した人物なわけだが…爆発した時の記憶はあるかい?」
たかし「たかし?僕のことですか?覚えてないです。今、名前を聞いて初めて自分がたかしだと知りました。だから、爆発があったことなんて全く覚えてません。」
医者「どうやらたかし君は記憶喪失みたいだね。じゃあ、ERO本の隠し場所は覚えているかい?」
たかしは汗だくになった
医者「覚えていないかあ。じゃあ、小学生の頃、好きな子のリコーダーを舐めた回数は?」
たかし「4638回です」
医者「ふむ・・・記憶喪失ではなくて、脳に障害があるようだね」
たかし「うへへへへ~」
医者「まぁ、わしの812238回には遠く及ばないがな・・・フッ」
看護士「なんだコイツら…急いで通報しなくてはっ」
看護師は警察に電話をかけた。
看護士「もしもし警察ですか、味噌ラーメン3つお願いします」
警察「うちは味噌ラーメンはやって無いんですよー、醤油ラーメンで大丈夫ですか?」
看護士「じゃあ醤油ラーメンを大至急お願いしますわ」
3分後警察がやってきた。
ドタドタドタっ
警察「犯人はどこだー!?」
看護師「あっ、私です!!(醤油ラーメン届いたんだぁー)」
警察「お前が犯人か、逮捕する!」
ガチャリ
看護師「えっ?醤油ラーメン・・・」
看護士は警察署に連行されてしまった
たかし「あのハゲ何やらかしたんだ?」たかしは自分のことを棚に上げていった。
医者「さぁ?それより一緒にリコーダー舐めに行かないかギシシ」
たかし「いーっすね!!師匠!!」
医者「だろ?じゃあ早速学校にレッツゴー♪」
たかしと医者はたかしの学校に向かった。
たかし「師匠、今は授業中だから師匠が学校に入るのはマズいですよ」
医者「バカヤロー!!男はなぁ~困難であればあるほど、燃えるモノだろうがぁ!!」
医者はたかしをビンタした
たかしはあまりの衝撃に意識を失った。
そして医者は腕を骨折した
医者「腕折れた!!やった!!保健室行ってくる!!ギシシ」医者はたかしを放置してニヤニヤしながら保健室に向かった。
医者は校舎に侵入し保健室を通り過ぎて更衣室に向かった
医者「よし!!入っちゃおっかなぁ~?ギシシ」
???「貴様、そこで何をしている!?」
医者「ビクッ ちょっと掃除を・・・」
そこには生徒会長と副会長が立っていた
生徒会長「まさか・・・父さん・・・?」
副会長「え!?この人アナタのお父さんなの!?」
生徒会長「そ、そんな訳な、ないじゃないか!!」 キョロキョロ
医者「ヤスオ…久しぶりだな…」
生徒会長「ヤ、ヤスオって誰のことだよ!!父さん!!俺は貴様のことなんて知らないぞっ!!」
医者「ふざけるな!!それが父親に対する態度か!」
医者は叫びながら更衣室のロッカーをあさりはじめた
生徒会長「あっ!!そこは俺のシマなのに!!・・・副会長・・・今のは冗談だ・・・」
副会長「………('A`)」
副会長のリエは絶句した
生徒会長「そんな目で俺を見るな!!いや、もっと見てくれ!!ハアハア」
副会長「会長にはガッカリだぜ…」
リエはヤスオの顔面を掴んだ
生徒会長「やめろ・・・ないでくれ・・・気持ちい・・・いや、痛いじゃないか!!ハアハア」
副会長「滅びろっ!!!ゲスがっ!!!!」
リエはヤスオの頭蓋骨を砕いた
生徒会長「き・・・も・・・・ち・・・い・・・・」生徒会長は意識を失った・・・
医者「ヤ、ヤスオ…ヤスオぉぉぉぉ!!!!!貴様よくもヤスオを…」
副会長「あん?お前もヤられたくなければ・・・さっさとそいつを連れて帰りやがれっ!!」
頭からブルマを被った医者はヤスオを抱えて窓から逃走した
そして、校門を出ようとしたところで、たかしを踏んだ
医者の靴の裏には毒針が付いていたためたかしに刺さってしまった
医者「おっと・・・こいつどうしようかな・・・?」
この時たかしは幽体離脱能力を使って校舎に現れた魔物と死闘を繰り広げていたのである!
海苔の魔物「グウォー!!」魔物はたかしに踊りかかった!!
たかし「くらえ、炎の呪文ギバラマ!!」
しかしたかしは呪文なんか使えなかった
たかしは魔物にのしかかられ海苔まみれになった
たかし「恋愛物の主人公なのに海苔まみれになるとはな…ははは」
たかしはハゲた頭に海苔を乗せたてヅラにした
そして、たかしはパワーアップした!!
親指の握力が
たかし「なんか親指がでっかくなっちゃった・・・」
とりあえずたかしは自分の体に戻った
たかし「ふぅ~ いい海苔加減だった・・・」
学年主任「君、こんなところで何してるんだ!?授業が始まるぞ!」
たかしはまた幽体離脱した。
たかし「授業なんかサボってしまえ!」
学年主任「おい!!君待ちたまえ!!」
たかし「なに!!アイツも幽体離脱が出来るのか!?」
学年主任「大人をなめないでもらおうか」
学年主任は逃げた自分が情けなくなって山籠りをし、祈祷師に会い、身ぐるみを剥がされたり、もう数えきれないくらいの苦行をし、幽体離脱を身につけたのだった。
たかし「くっ、ならば戦って倒すまでよ!!!くらえっ 雷の呪文サンダル!」
しかしたかしは呪文なんか使えなかった (2回目)
学年主任「さぁ大人しく授業を受けるんだ」
たかし「嫌だー!!誰か助けてー!!」
ひろし「待てっ!!たかしの手を離すんだ!」
たかし「え?ひろし?なんで?」
ひろし「ふっ、成仏できずに霊としてさまよっていたらお前を見つけたからな」
たかし「そうだったのか・・・そういえばお前の葬式行くの忘れとったわw」
それを聞いたひろしはショックのあまり泣き出した
そしてひろしは消えていった
ひろし「嫌だぁぁぁぁ!!!!活躍する前に成仏したくねぇよぉぉぉぉ!!!!泣」
たかしは「チッ」と舌打ちをして、念仏を唱え始めた
ひろし「ぎょわー!!!!!」
学年主任も「ケッ」と舌打ちをして、念仏を唱え始めた
ひろし「ぐぬぬぬっ……ぐぎゃぁぁぁぁ!!!!」
ひろしは消されてしまった。
たかし「ふぅ…ついに倒したぜ。あばよ…ひろし」
ひろしを倒した、たかしと学年主任は固く握手した。
学年主任「我々の勝利だ、さぁ授業に戻ろうか」
学年主任は手に力を込めた
たかし「い、嫌だ!!!俺は自由になるんだ!」
学年主任「大人しくしろっ!!」ゲシッ
ひろし「大丈夫かたかしー!!」
たかし・学年主任「「お前は消えてろ!!」」
ひろし「ギャァァァァ!!!!」
ひろしは再び消滅した
再びひろしを倒した、たかしと学年主任は熱く抱擁した。
学年主任「我々の勝利だ、さぁ授業に戻ろうか」
学年主任は腕に力を込めた
たかし「仕方ないな…」
そうつぶやくとたかしは体に戻って行った
体に戻ると医者が人工呼吸していた
医者「頼む、目覚めてくれっ!!ブチュブチュチュ」
たかしは意識を失いかけたが、ついでに心臓マッサージもされていたので衝撃で起きてしまった。
たかし「うぷ…なんだ夢だったのか……うぼぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
目を覚ますと医者の顔が残り1mmまで接近していた
たかし「師匠を美穂ちゃんだと思って大人しく受け入れよう…」
その横を美穂とケンタが腕を組みながら通りかかった
それに気づかないたかしは医者とキスをして意識を失った
第4部 完