スタート
目が覚めるとそこは白い部屋だった…
たかし「ここは誰の部屋だ!?」
壁には「生えろっ!!」と書かれていた
たかし「ここはヨシオの家ではないか!?」
たかし「いや…そんなはずは…だって俺ヨシオの家焼き払ったし…」
たかしはトイレに行きたくなった
ドアを開けようとノブに手を触れた
鼻クソがこべりついていた
たかしは泣いた
たかし「ふざけんなよ…なんでこんな場所につけておくんだよ…」
たかしはドアに拳を打ち付けた
たかし「ぐああっ!!!」
たかしの右腕の骨は砕けた
たかし「いってー」
ドンドンドンッ
玄関を叩く音がした
たかしはベッドの下に身を隠した
たかし「あれ?箱があるぞ?」
たかしは箱を開けようとした
たかし「鍵がかかってて開けられない…諦めるか」
たかしは眠くなってきた
たかし「ベッドで寝ようかな」
たかしはベッドに上がろうとした
するとベッドに黄色いシミがあるのを発見した
たかしは泣いた
たかし「こんなベッドなんか壊してやるー!!」
たかしはベッドを蹴った
たかし「ぐげぁぁぁぁっ!!!」
たかしの右足の骨は砕け散った
たかしは泣いた
そして足を滑らせ窓から落ちた
たかしは死を覚悟した
たかし「愛してるぜ…美穂」
しかし、ここは1階だった
たかし「ぶへっ」
たかしは顔を強打しただけですんだ
通行人「君、大丈夫か!?」
たかしは泣いた
たかし「夢を諦めるな!」
通行人「夢…そうだよっ!!今からでもまだ間に合うかも知れない!!…俺頑張るよっ!!ありがとう君っ!!」
たかし「困った事があったらいつでも俺のとこ来い!」
通行人「俺の名前はキヨテル。また、いつか必ず来るよ!」
キヨテルはそう言うとそのまま去っていった。
たかし「さて…お腹がすいたから吉野家にでも行くかな」
吉野家に行く途中なぜかキヨテルと同じ道を通っていた。
たかし「あいつズボンから何か落としてないか…?」
たかしはそれを拾った
たかし「なんだこれは………く、くっせー!!!」
キヨテル「誰だおみえは!?」
キヨテル「誰だおみえは!?」
たかし「別に誰でもいいだろ。ただの通行人だよ」
キヨテル「通行人だと!?ざけんな!!」
キヨテルはポケットからハサミを取り出して木の枝を切り出した
キノエダさん「いって!!いてて!!やめろって!!」
暑さで頭がやられたキヨテルには幻聴が聞こえたのだった
キヨテルはやっと通行人がたかしであることに気がついた
キヨテル「あ、アナタは私を助けてくれた方ではないですか!?」
たかし「まぁ、そんなこともあったようなぁ…(遠い目)俺はたくさんの人を救ってきたからなぁ…(嘘)ところでこの臭い紙はなんだ?(好奇心)」
キヨテル「え?そんなの僕は知りませんよ?」
たかし「え?そうなの?じゃあ俺貰ってくわぁー」
たかしは再び吉野家に向かって歩き始めた
たかしは吉野家にたどり着いた
たかし「やっぱり牛丼食べたい気分じゃないや。違う店に行こう」
たかしはサイゼリヤへ向かった
店員「いらっしゃいませデニーズへようこそ!」
たかし「7人だけど大丈夫ですか?」
店員「少々お待ちください」
たかしは5時間待ったが何の反応もなかった
たかし「おいおい、ここは本当にサイゼリヤなのか?俺もう5時間も待たされてるんだけど」
たかしは後5時間待たされたらブチ切れようと思った
待合室のイスで待っていると車が突っ込んできました
たかしはそのとき寝ていた
ズガァーーーン!!!!!
客A「キャー」
客B「な、なんだ!?」
騒ぎが大きくなったが、たかしは寝ていた
たかし「(´∀`)zzZ」
店員「お客様の中で怪我をなされた方はいませんかー!?」
たかしは全身から血を流しながら寝ていた
店員「このお客様以外は無事みたい。しかしこの人血だらけなのに笑って寝てるわ」
店員はたかしに惚れた
その時また車が店に突っ込んできた
たかしは寝ぼけて車を殴った
たかし「うぎゃぁぁ!!いって~!!」
車は粉々になった
たかしの左手の骨も粉々になった
その結果被害者はたかしだけだった
店員「大丈夫ですか!?……あぁ手をケガしてなさるわ」
たかしは痛くて泣いた
たかし「サーロインステーキを1つください。ご飯大盛りで」
店員「すいません・・・本日は閉店です・・・」
たかし「な、なんでさー!?」
店員「車突っ込んできて、店がめちゃくちゃですし・・・」
たかしは半泣きになりながら店を飛び出した
店員「待って下さい!!」
店員はたかしにタックルをした
たかしは吹っ飛んだ!!
そして軽トラにはねられた
たかし「うげぇっ!!!」
たかしは店員の方に飛んで行った
店員「昇竜拳!!!」
軽トラと店員のコンボが見事に決まった!!
たかし「ひでぶっ!!!!」
空に舞うたかしは何故か笑っていた
店員「大丈夫ですか!?」
たかし「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
たかしは笑いまくった
そして足を滑らせマンホールに落ちてしまいました
たかし「いってー・・・あれ?ここはどこだ・・・?」
そこは魔界に繋がる穴だった…
第5部 完