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剛「僕の名前は剛、夢は世界最強の格闘家になる事です」

友達:瞬「何寝言言ってんだ?喧嘩もしたことないくせに」

剛「は、はぁ?何イッテンノ。喧嘩ぐらいした事あるし!」

それを聞いた瞬は近くにいるガラの悪そうな連中に石を投げつけた。

不良「いてっ!なんだなんだ!?」

瞬「剛、喧嘩してこいよ(笑)」

剛「ちょ…お前なんて事するんだよ!!!あの人めちゃくちゃ怒ってるじゃないかっ!」

不良「あぁん?てめぇやんのかゴルァ!」

剛「ま、まあまあ落ち着いて。暴力はいけない。話合おうじゃないか。」

不良は剛の胸倉を掴んで顔を近づけてきました

その時、剛のもうひとつの人格が覚醒し不良に頭突きをかました。

ドッゴーーーーーン!!!!

不良「ひでぷっ!?」

 

不良の頭はカチ割れました。

剛「ハァハァ、お前オレをあんまナメんなよ!」

瞬「こ…これは…!まさか…」

瞬は剛を見て驚愕した。なんと剛の体から黄金のオーラが発せられていたからである

剛「おい、瞬!お前なんてことするんだよ!」

瞬「お前凄いじゃないか!まさかこんなに喧嘩が強かったなんて」

剛「え…?これ俺がやったのか?」

剛は覚醒した時の記憶を失っていたようだった

瞬「覚えてないのかよ!(あれは伝説の超人類・・・?)」

 

超人類は古文書に記された伝説で、大昔、一部の地域を壊滅させた人のこと。

 

全人類が超人類の遺伝子を持っており、数千年に1度の確率で誰かが超人類となると古文書には書かれている。

剛「お前なにを言ってるんだ?頭おかしくなったのか?俺なんか疲れたから帰るわ…」

瞬「え、今のはナレーションが言ったはずなんだが・・・。じゃ、じゃあな!」

剛は空手道場をやっている自宅に帰宅しました

父親:鉄「どうしたんだその傷は!誰かにやられたのか?」

剛の父親の鉄はかつて空手の県大会で準優勝したほどの強者であった

しかし、息子を溺愛しており、怪我をさせたくないという理由から空手をやらせることは無かった。

剛「え?俺ケガしてる!?いつケガしたんだ…」

鉄「おでこ怪我してるじゃないか・・・?転んだのか?」

剛「きっと瞬の野郎の仕業だ……許さん!!」

鉄「なんだ瞬にやられたのか?お父さんが仕返ししてやろう」

そう言うと鉄は鉄パイプを持って道場を飛び出して行った

しかし今は夏。

 

炎天下のアスファルトを裸足で乗ると焼けるように痛かった。

鉄「あっつあっつ!!!これはたまらん、仕返しはまた秋になってからにしよう」

帰ろうとした次の瞬間、前方から瞬がとてつもない速さで走り込んできた。

瞬「剛ーーー!!!た、助けてくれーーー!!!」

剛「どうしたんだよ瞬!そんなに慌てて」

瞬「ハァハァッ、家に帰ろうとしたら南高のヤツらに囲まれちまってよ!」

瞬 の服はビリビリーに破かれて上半身丸出しになっていた

剛「ちくしょう、南高の奴らめ!俺が仕返しに行ってやるよ」

そう言うと剛は出刃包丁を持って飛び出して行った

それは世界に12本しかない名包丁のうちの1本「胡蝶蘭」だった

監督「ナレーション!12本は多すぎる。3本にしろ」

 

-それは世界に3本しかない名包丁のうちの1本「胡蝶蘭」だった-

しかし通りがかった警察官に没収されてしまいました

剛「ちっ、畜生!司法の(狗∪^ω^)に取り上げられたんじゃあ仕方がない、かあさんの形見だけど諦めよう。」

 

剛はついでに瞬のウチを囲む南高連中への報復も諦めた。

大人しく家に帰った剛

 

そして翌日-

剛は自分の通う北高にうさぎ飛びで向かいました

瞬「剛おはようー!!昨日は大変だったな」

剛「ああ、俺の大事な胡蝶蘭がサツに奪われちまったからな」

瞬「あんな物なくたってお前には最強の拳があるじゃないか」

剛「お前はそう言うけど、俺はその時の記憶がないんだよ」

瞬「こいつ覚醒した時の記憶がないのか…。まぁ怒らせたら怖いからこの事はコイツには内緒にしておこう」

剛「ナニを一人でぶひぶひ謂ってんだ?瞬」

瞬「な、なんでもない。さぁ教室に行こうぜ」

 

剛と瞬は教室に向かいました

剛と瞬が教室に着くとクラスメートのメガネが話しかけてきた

「メガネメガネ…メガネ知らない?」

研「メガネって呼ぶのやめろよー」

剛「それ以外お前を何て呼べばいいんだよ。ところで何の用?」

「だからメ、メガネ…」

先生「オラーッ席につけオラーッ!!!とっくにチャイム鳴ってるぞ」

バキ!!先生が教室に足を踏み入れた瞬間、その足元からなにやら音がした。

先生が足元を見るとクラスのアイドル智花ちゃんが倒れていました

智花「ブベラッ!」

智花は肋骨5本を折る大怪我を負ってしまいました

剛は怒り狂い我を忘れ先生の全身の骨を粉々にした。

剛「うぉぉぉぉぉーっ!!!俺の愛しの智花ちゃんを……許さん!!!ドグシュドグシュドグシュ」

先生は全治3年の複雑骨折。智花は全治3ヶ月。

 

研「先生、よく生きてたな・・・。」

瞬「しかしなんで智花ちゃんは床に寝転がっていたんだ??」

研「それは智花ちゃんに聞いてみないとわかんないね」

瞬「そうだな。ならみんなで智花ちゃんのお見舞いに行こうぜ」

瞬たちは病院へ向かった。

剛「智花ちゃん僕達お見舞いにきたよー」

瞬「・・・っていう手紙を少年院からもらってきたよ」

智花「え?剛くん捕まったの!?」

瞬「うん、流石にあれはやりすぎだったみたいだよ」

研「分度器で37回も刺したらさすがになぁ…」

瞬「分度器で1秒間に37回肋骨を攻撃したあと1分ぐらい先生の全身を超高速で殴ってたな」

智花「…すげっ」

 

3人は病室でたわいない話を繰り広げました

研「そういえば、智花ちゃんなんであの時教室で寝っ転がってたの?」

智花「それはね……床に穴を開けて下の教室を覗いていたからなのよ」

瞬「・・・なんで?」

智花「私達の教室の下は何の教室か知ってる?」

研「理科室だっけ?」

智花は静かに語りはじめた

 

智花「そう…あの理科室には何か秘密があるらしいの。私はそれを密かに探っていたのよ」

瞬「秘密・・・?先生のへそくりとか?」

智花「いえ違うわ。恐らく人類を滅ぼす細菌兵器を作っているのよ!」

研「あれ?なんかだんだんテーマから話逸れてきたような」

数日後、鉄は剛の特訓に付き合った。

鉄「さぁ剛、世界一格闘家大会に向けて今日から父さんと特訓だ!」

剛「少年院抜けてきたばっかだからだらだらしたい」

鉄「ぐりゃああああっ!!!!」

 

鉄は渾身の力で剛の右足を殴った

鉄(これもお前のためだ・・・(涙))

だが剛はケロッとしていました

剛「なにすんだよクソ親父。俺もう家出するわ」

鉄(ク・・・何がいけなかったんだろう(泣))

剛「あばよ」

 

扉を豪快に蹴飛ばして剛は家を出て行きました

 

 

 

第1部 完

第2部

 

ライバル登場

家を飛び出した剛は研の家でお世話になっていました

剛「初めておやじに殴られて、ついカッとなって家出しちまったんだよ」

研「だからって何でうちに転がりこんで来るんだよ。さっきも母さんに怒られたんだぞ」

剛「いいじゃないか。唯一無二の友セリヌンティウス。」

そう言うと剛はポテチを食べながら漫画を読み始めました

瞬「俺は友達じゃないのかよ!バリバリムシャムシャ」

剛「あれ?お前いたの?てか俺のポテチ食うなよ」

研「いや、俺のなんだが」

剛「ケチケチすんなよメガネ」

 

瞬「そうだぞメガネ」

研「・・・。暇だから智花ちゃんのところにお見舞いに行こうよ。剛はまだ行ってないだろ」

剛「え?智花ちゃん入院してんの?それを早く言えよメガネ」

研「お前手紙送ってただろ!もう忘れたのかよ!!」

剛「手紙だって…?なんの事だ、俺は知らないぞ」

研「それマジで言ってる?」

剛「知らないって。手紙なんか書いた覚えないぞ」

瞬「おかしいな、じゃあ俺は誰の手紙もらってきたんだろう」

瞬「そんなのどーでも良いから早く智花ちゃんのお見舞い行こうぜ。早くしないと退院しちまうぞ」

3人は智香ちゃんの入院している病院にタクシーで向かいました

剛「研のおごりなー」

研「え?僕お金持ってないよ」

剛「じゃあ、瞬のおごりだな」

瞬「俺も持ってないぜ」

運転手「・・・。」

3人は何事もなかったかのように病院に入って行きました

運転手「・・・・・・・・・おい、少年たち。」

剛「え?僕たちに何か用ですか?急いでるんですけど」

運転手「お金払いなさい。訴えますよ。」

瞬「くっ…こうなったら走って逃げるしかない。みんな散らばるんだ!」

運転手「こらっ!待ちなさい!」

――――

 

運転手「逃げられたか。今度見つけたらとっ捕まえてやる。」

運転手が戻って来るとタクシーが忽然と消えていました

運転手「あいつらまさかタクシー乗って逃げたか?それはそれで好都合だ。」

 

と言って自分のタクシーが盗まれたと通報。

通報から5分後パトカーが2台でやってきました

運転手「もう見つけたのかな?」

警察官「ここに来る途中でタクシーを運転していた少年を捕まえました」

運転手「タクシーはどこですか?」

警察官「この少年を捕まえるためにパトカーでぶつけました。今頃はレッカーされてますよHAHAHA」

運転手「oh...my god....orz」

瞬「くっ、離せよこのポリ公」

瞬はパトカーを蹴飛ばした

警察官「テメー何してんだこの野郎!」

警察官は瞬に卍固めを喰らわしました

剛は瞬もろとも警察を踏みつけた。

剛「うらぁ!!!」

 

ドゴッ

そのころ、研は病院で智花と話していた。

研「智花ちゃん、具合はどう?」

智花「息するのがちょっと苦しいけどよくなってきたわ。」

研「それは大変だ。僕が人工呼吸をしてあげよう」

智花「気持ちは嬉しいけど、息ができないわけじゃないから遠慮しとくね。」

研「な…いや!人口呼吸が必要だ!」

智花「遠慮しとくって言ってんのが分かんねえのか?あぁ?」

智花は研の鼻の先をつまんで引きちぎりました

研「ギャァァァァ」

研「………………はっ!!!!なんだ夢か」

先生「今日の授業はここまで、起立!礼!」

研「…授業終わってしまったか。なんだか長い時間眠っていた気がするよ。どれぐらい眠っていたのだろうか…」

剛「昼からずっと寝てたよ。」

研「もう昼休み終わったの!?今何時なのさ!」

剛「昼休みじゃなくて、6限目の授業が終わったんだよ。」

研「……なんで起こしてくれなかったんだよ('A`)」

剛「メガネが黒板の方向けて置いてあるから、それで勉強してるかと思って」

剛の無神経な発言に研はショックをうけ教室を飛び出していきました

飛び出した先に腰に2本の凄いオーラを放っている包丁を差した、いかにもラスボス臭のする世紀末覇者みたいな筋骨隆々の人間にぶつかった。

???「私は伝説の包丁の最後の1本を探してここまでやってきました。ここら辺に手がかりがあると思ってきたのですが、何か知りませんかね?」

研「い、いや知らないです(ガクブル)」

研を追いかけて剛が走ってきた。

剛「待てよ研…ってそいつ誰?お前の恋人?」

小次郎「あなたは知りませんか。伝説の包丁胡蝶蘭の持ち主を」

剛「お前なぜ胡蝶蘭の事を知っている!?」

ご投稿いただいた内容ですが、『ガイドライン』『利用規約 第3章 第14条(禁止事項)』に抵触する為、大変恐縮ですが削除させて頂きました。

('A`)

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