トップページへ戻る

前の話へ(「オーバードライブライジングダイヤモンドクラッシュ!!!!」)

次の話へ(とある紳士のグヘヘな冒険)

レッドマジシャン マサル(マモル)

俺は紅蓮の魔術師。28歳無職だ。

みんなからマサルと呼ばれているが本名はマモルだ

母「マー君。ご飯ここに置いとくわね・・・。」

マモル「あぁ、じゃあさっさと食べて学校という閉鎖された空間に出向くかな」

マモル「なんつって、情報の網で生まれた電子掲示板のことだけどな」

母「…たまには外出して外の空気でも吸ってくればいいのに…はぁ」

マモル「ふっ、今は忙しいんだ。どこかへ行ってくれないか?」

マモル母は泣きながらトイレに入っていった

紅蓮の魔術師 ”みんなおはよー”

 

マモルはマサルとして、掲示板に書き込んでいた。

ヨーダ:マサル様ー!!

 

装飾系男子:マサル様光臨

 

毛:(^ω^≡^ω^)

紅蓮の魔術師:今日もレッドマジシャンでみんな対戦しようぜ!

レッドマジシャンとはネットで空前のブームを巻き起こしているシミュレーションRPGである

協力プレイ、対戦など様々な要素が有りそのゲームでマサルは最強クラスの戦力である。

マモル「ぬぉぉぉぉぉぉぉ!!!!ファイヤーデビルキャノン!!!!」

父「朝からうるさいぞマモル!!」

マモル「と、父さん!!なんの用だよ。黙って部屋に入ってくんなよな」

カタカタカタ

 

紅蓮の魔術師:少し風が騒いだだけだ。気にするな。

父「こらっ、父さんが話をしてるんだ。ちゃんとこっちを見なさい!」

マモル「今忙しいんだよ!」

父はマモルの肩を掴んで強引に振り向かせた

父「や ら な い か?」

マモル「キモイんじゃks親父ぃぃぃぃ('A`)」

父「間違えた。就活やらないのか?お前がいつまでも働かないとお金がそこを尽きてしまうよ。」

マモル「お、俺にはやる事があるんだよ。そう…世界を救うという使命が」

父「でもな、今のままだと世界を救う前に死んでしまうぞ?」

マモル「わかったよ、ハローワークに行ってくれば良いんだろ!!はぁ~あ…めんどくせ」

父「分かればいいんだよ。」

マモルは愛用の自転車「乱気龍」に乗ってハローワークへと出発した

途中ネットカフェに寄った。

マモル「そういえばさっきの続きがまだだったな。どれ勝敗がどうなったか確認でもしておくか」

紅蓮の魔術師:さっきは少し邪魔者が入ってしまって途中で抜けてしまった。結果はどうだった?

装飾系男子:魔術師さんどこ行ってたんすか:

 

ヨーダ様:全滅しちゃいましたよ・・・

紅蓮の魔術師:すまない。どうしても外せない用事が出来てしまったんだ・・・。

父「こらっ、マモル!!こんなとこで何やっとるんだ!」

マモル「なんでいるんだよ!」

父「お前が途中で逃げ出したりしないか見張っていたんだ。案の定こんな場所でサボって…まったくお前という奴は」

マモル「わかったよ。今すぐ行けばいいんだろ!」

父「それでいいんだ、今度は寄り道するんじゃないぞ」

マモルはさっさとハロワに向かった。

そして無事到着

 

マモル「す、すいません。PCで閲覧したいんですけど…(ボソボソ)」

ハロワ店員「はぁ!なんて?」

マモル「いや、だから…あの、PC使わせてほしいな~と思いまして(ボソボソ)」

ハロワ店員「えー?聞こえないよ?」

マモル「……パ、パソコン使わせてくださささいっ!!!」

ハロワ店員「あ、いいですよー。はい、どうぞ」

マモル「…ったく、なんだよあのBBA。おかげでエラい恥かいちゃったじゃないか(ブツブツ)」

ハロワ店員「だーれがBBAだってぇえええ!!!」

マモル「い、いえ何でもないです!((('A`)))」

マモル「なんで、こういう時だけ聞こえるんだよ。ったく(ブツブツ)」

ぶつくさ文句を言いながらマモルは貰った番号札のある椅子に座った

マモル「さて、レッドマジシャンやるかな」

紅蓮の魔術師:みんなすまん、またアクシデントにより離れてた。今どんな状況?

毛:(^ω^≡^ω^)

紅蓮の魔術師:毛>お前はいつもそれだな!!たまには何か喋ろうよ

毛玉:紅蓮の魔術師>それ以上言うじゃない!毛はなぁ・・・。毛は・・・・・。

ヨーダ様:毛と毛玉さんって紛らわしいよな

 

ゼニー:わかるわかるw俺も時々間違えるもん

 

マモル父:こらっ、マモル!!こんなとこで何やっとるんだ!

紅蓮の魔術師:マモル父>マモルさんはここにいませんよ?

装飾系男子:…マモル?

 

ゼニー:誰??

マモル父:とぼけるなマモル!

紅蓮の魔術師:皆さんスルーしましょう。きっと荒らしです

毛:(^ω^≡^ω^)

 

ヨーダ様:みんな毛さんを見習ってスルーだ

 

ゼニー:そうだな

装飾系男子:(^ω^≡^ω^)

 

毛玉:(^ω^≡^ω^)

 

リングマン:(^ω^≡^ω^)

紅蓮の魔術師:(^ω^≡^ω^)

 

ごろう:(^ω^≡^ω^)

ハロワ店員「ちょっとアナタ、PC使って何やってるんですか!!!」

マモル「しゅ、シュウカツです・・・。」

ハロワ定員「ほほ~う…じゃあ今すぐ電源切っても問題ないですね」

マモル「いや、ネットで求人を探しているんです・・・。」

ハロワ定員「嘘つくんじゃありません!!ゲームやってたじゃありませんか。他のお客様の迷惑になるので出て行ってください!」

マモルはハロワを追い出された。

 

横を見ると父がいた。

 

父「・・・・お前もか。」

マモル「と、父さん!?まさか父さんもここのPCを使ってログインしていたのか…」

父「おまえがちゃんと仕事を探すかあとをつけていたんだよ」

マモル「父さんも暇だな…。しかし追い出されたからもう家に帰るしかないよね?」

父「父さんは家に帰るが、おまえは仕事が見つかるまで帰ってくるな」

マモル「そ、そんな!!!?ハロワ追い出されてどうやって仕事探せって言うんだよ!」

父「変装でもしてまたハロワいけばいいだろ」

そう言うとマモル父はマイ自転車「黒王号」に乗って颯爽と走り出した

マモル「父さん・・・ネーミングセンス悪いな・・・」

マモル「さて…これからどうしよう。とりあえずお腹すいたから何か食べに行こうかな」

マモルはkokoいちにカレーを食べに行った。

ココイチ店員「いらっしゃいませ~」

マモル「カツカレーください」

マモル「はぁ…これからどうしよう。ん?あれは求人募集のチラシじゃないか」

マモルはチラシを手に取った。

マモル「この店でバイトを募集しているのか、ここで働かせてもらおうかな」

ココイチ店員「5辛以上食べられない人は無理で~す。」

マモル「…('A`)諦めて違う店を探すか」

松岡修象「なんで、そこであきらめるんだよ!!!」

マモル「なんだこの暑苦しい奴、近寄ってくるな」

松岡修象「もっと熱くなれよ!! すみませーんカレー5辛お願いします!!」

ココイチ店員「はいお待ち。修造さん今日も熱いね」

松岡修象「修造じゃない松岡修象だ!マモルくん君も5辛を食べるんだ!」

しかし修象が振り返るとマモルはすでに店を出ていた

マモル「危うくやつのペースにのまれるところだったぜ…。」

マモル「気晴らしにゲーセンでも行こうかな」

マモルはゲーセンに向かった。

マモル「くっ、カップルがイチャイチャしてやがる。このリア充どもめ」

リア充:男「なにぃ?爆発しろだってぇ?」

リア充:女「なにこいつ、キモ~イ」

マモル(爆発しろとは言ってねえよ・・・。今日はもうゲーセンいいや)

気分が悪くなったマモルは乱気龍に乗って自宅に向かった

マモル「ただいま~」

玄関のドアを開けた途端マモル父にぶっ飛ばされた

マモル「いってぇ!何すんだよ!!」

マモル父「何食わぬ顔で顔で帰ってきおって!!!まだ仕事見つけとらんだろうお前は」

マモル「見つけてないさ・・・。」

マモル父「やはりか…。のこのこと帰ってきおって。さぁ仕事を探しこい!」

マモルはマモル父をぶん殴った。

マモル父「ごはぁっ!!…な、何をする」

マモル「今日は疲れたんだよ!家に入れろ!!」

マモルは父を踏んづけて自宅に入りました

父「ぐぬぬ、なんてやつだ・・・。」

マモル「ただいま~」

部屋に入るとすかさずレッドマジシャン起動。

 

紅蓮の魔術師:今日は散々だったぜ。

ごろう:マサル様ー!!!

 

ヨーダ様:おかえりなさいマサル様

 

毛:(^ω^≡^ω^)

紅蓮の魔術師:みんな元気いいな!誰か対戦しようぜ!

リングマン:俺と戦おうぜ:

 

ゼニー:いいや俺と

 

マモル父:父さんと戦いなさいマモル!!!

紅蓮の魔術師:よし!早いもの順でリングマンからだ!

リングマン:いぇ~い♪

 

装飾系男子:…いいなぁ(・ω・`)

 

マモル父:逃げるとは卑怯だぞマモル!!

・・・

 

・・・

 

対戦結果

 

紅蓮の魔術師圧勝

ヨーダ様:さすがマサル様だな

 

リングマン:ち、ちくしょう

 

毛:(^ω^≡^ω^)

その後ゼニーと戦いまたもや圧勝のマサル

 

そして、マモル父との対戦・・・。

マモル父:ふっ、楽勝だったな

 

ごろう:何言ってんだコイツ

 

装飾系男子:ぼろ負けしたくせに偉そうだな

紅蓮の魔術師:こいつ今日始めたばっかりだぞ、たぶん誰かがサブで荒らしてるんだ。みんな、ブラックリストに登録してやれ!

リングマン:なに!?

 

ゼニー:マジか

 

毛玉:了解!

ドンドン!

 

マモル父「鍵を開けろ!マモル!」

 

ドアを叩く音が聞こえた。

ガチャ

 

マモル「なんだよ親父、何用だよ?」

父「レッドマジシャンで強くなる方法を教えてくれ・・・」

マモル「仕方ないなぁ。今夜は徹夜だぜ?」

マモル父は新しいアカウント、暗黒魔術師として紅蓮の魔術師と熱い夜を過ごした。

―翌日

マモル父「ね、眠いが仕事に行かねば・・・・」

マモル母「まったく親子揃って徹夜でゲームやるなんて…ホント馬鹿なんだから」

マモル父「まあいいじゃないか。行ってきます。」

マモル母「行ってらっしゃ~い。さぁ馬鹿息子を起こしますか…」

マモル母「マモル!起きなさい!」

マモル「むにゃむにゃ、お金貯めて新しい武器を買わなくては」

マモル母「リアルのお金を貯めやがれ!」

マモル母はベッドで寝てるマモル目掛けて木刀を振り落とした!

股間に直撃した。

マモル「はうあっ!!!!!!!」

マモル母「ざまあみろ!」

スッキリした母は買い物に出掛けてしまいました

マモル「うぅ・・・。」

マモル「さてレッドマジシャンやるか」

紅蓮の魔術師:さて、今日はなにしようかな~?

ごろう:マサル様だ!!!

 

装飾系男子:大変ですよマサル様の偽物が現れました

紅蓮の魔術師:なんだと!!ぶちのめしてやる!

リングマン:さっきまでいたんだけどなぁ…

 

毛玉:弱いクセに口だけはいっちょまえな奴だった

暗黒魔術師:マモルの偽物が出たと聞いて飛んできたぞ!

ゼニー:あ!こいつだよ偽物

紅蓮の魔術師:お前だったのか

 

暗黒魔術師:おまえとはなんだ、おまえとは!父親に向かって。

紅蓮の魔術師:お前会社行かないで何やってんだよ!

暗黒魔術師:会社のPCだよ!

 

ごろう:ざわざわ・・・

紅蓮の魔術師:早く消えろks

 

毛玉:…この2人知り合いなのかな

リングマン:もしかして、前に出たマモル父って荒らしじゃね?

ヨーダ様:あぁ前に現れたアイツか

 

髭男爵:俺そいつ知らないわ。

 

毛:(^ω^≡^ω^)

紅蓮の魔術師:みんな勘違いするな!こいつは俺に弟子入りしに来たんだ!昨日から特訓してるんだよ。

装飾系男子:そうだったんですか

 

ゼニー:俺そろそろ学校行くからログアウトするわ

 

毛玉:あ、俺も

紅蓮の魔術師:暗黒魔術師も仕事しろよ

そしてマモルを残して皆ログアウトしてしまいました

マモル「暴れまくってやるぜ!」

マモルは夕方まで黙々とレベル上げに没頭しました…そして

マモル「ついにカンスト・・・!」

マモル妹「…お兄ちゃんまた一日中ゲームやってたの?」

マモル「(^ω^≡^ω^)」

マモルの妹のマリコは兄を全力でブン殴った

マモル「ありがとうございぐふっ!」

マリコ「いい加減ニート卒業して働きやがれ!!お前のせいで友達を家に招けないんだよぉぉぉぉぉ」

マモル「お友達だと!!そのお友達は可愛いのかね?」

マリコ「男だよ?」

マモル「なんだよくそ。なら興味ないわ」

マリコ「このスケベ男が。なんでこんなヤツと兄妹なんかに…ブツブツ」

マリコは自室へと戻って行きました

マモル「スケベとはなんだ。紳士と呼んでくれよな・・・」

再びレッドマジシャンに情熱を燃やすマモル

紅蓮の魔術師:みんな聞いてくれ!ついにレベルカンストした!

リングマン:マサル様すげー

 

髭男爵:先生と呼ばせてください

 

毛:(^ω^≡^ω^)

紅蓮の魔術師:今日はみんなで暴れまくろうぜ!

徹夜で遊ぶ戦士達。そして翌朝…

紅蓮の魔術師:そろそろ休まないと肉体が滅びかねん!さらばだ!

リングマン:マサル様おやすみ

 

毛玉:ワシもそろそろ落ちるん

 

装飾系男子:ノシ

その時パソコンが爆発してみんなくたばってしまいました

 

 

 

トップページへ戻る

前の話へ(「オーバードライブライジングダイヤモンドクラッシュ!!!!」)

次の話へ(とある紳士のグヘヘな冒険)